とある前科者の日記

とある前科者のえんこう妄想の日記(事実ではない)

初めまして

来年で40になると言うのに結婚もせず、ダラダラ4年付き合っている女ともヤル気にならず、ひたすらにえんこう妄想をしてる前科持ちオヤジの日記になる予定。

 

ちなみに前科はえんこうとはあまり関係がない。

 

なんでこんな日記を書こうかと思ったのは妄想も5年目となりひたすらネタが溜まったけれどリアルで言う訳にも行かず、かと言って記憶が曖昧になりすぎるのも勿体ないから発散する場所が欲しかったと言う自己満の塊みたいな理由だ。

 

今回は自己紹介程度で次回からは妄想ネタにうつるとしよう。

 

自己紹介と言うのは本当に頭を悩ます物で、そもそもオッサンの自己紹介に安全管理以外の興味や役割があるのかすら怪しいと思うのだが。

正確には39歳で来年40になる。思えばこれ程何も生み出さずによく生きてきたもんだと言う様な鬱になる感慨は置いておいて、女関係から語るとしよう。

 

初体験は23歳。それから彼女と呼べる関係になったのは今までで12人。俺が35歳の時に16歳と付き合ったのが最高の年齢差。同棲は経験は3人。俺の顔面からすると中々頑張った数だけれど一般的には大した事ないなってレベル。

 

俺の性癖とか性的嗜好が大きく歪んだのは間違いなく最初の女ナナミが大きく影響している。

今回はそんな話。

初体験は23歳で相手は17歳だった。仮にナナミとしよう。ナナミは長身で細身の横浜住みの地味なしゃくれで口がデカくてサメみたいな真っ黒の目をしたJKだった。バイト先のヤマタクと言う悪友の彼女だった。要するに浮気だ。

 

最初に言っておくが俺から誘った訳じゃない。

ヤマタクが家出して一人暮らしの俺の1Kに転がり込みなし崩し的に厨二病を発症していたナナミも転がり込んで来たと言う流れ。

ヤマタク厨二病を患っていて、バイトしてはすぐ辞め収入を俺に頼っていた。

その後ろめたさがあったからか、ナナミと俺の接触は入れなければOKと言うなんとも寛大なお言葉を頂けていた。

 

ナナミは所謂腐女子でエロ妄想の逞しい女だった。複数プレイにも興味があったらしく初っ端から3人で乳液塗りあったり手マンしてみたりクンニしてみたりフェラさせてみたりアナル開発してみたりと中々にぶっ飛んでた。

当然俺は童貞でおっぱい揉んだりフェラされたりなんて初体験なのだけれどさも経験済みの様に振舞っていたりする。

 

偶に俺が寝てる横でおっぱじめて、やれ5回いっただの7回だっただの童貞には正直しんどい状況が繰り返されていた訳だ。

 

その関係性が変化したのは夏も過ぎてそろそろ秋口に掛かるかどうかと言う季節の平凡な1日だった。

その日はヤマタクがバイトに出掛けていてナナミが学校をサボり家でダラダラ過ごしてた。

そんな時にいきなり告られて二股掛けたいと言われた事は未だに俺の記憶に残っている。

今考えるとこの女も相当にぶっ壊れてる女だな。

 

好きとか嫌いとか言うよりもまずやりたかった俺はしゃあねえなってフリをしながら降って湧いた棚ぼたにガッツポーズを隠せていなかったに違いない。

コンビニにコンドームを買いに走り、そのままパコった訳だ。

しかし残念な事に童貞な上、重度の仮性包茎で皮オナ常習犯だった俺は手先は器用で前戯は上手くても本番はクソみたいに早漏だった…今でも早漏なのは変わらないが。

それに比べてヤマタクは射精コントロールが出来るという男子垂涎の技能を持っていた。

初戦の満足度は言うまでもなく惨敗であった…

その後はちょっと気まずい雰囲気になりながら持ち前のキャラで久しぶりで気持ちよすぎたわとか何とか言ってその場を逃れた訳だ。

 

その後もヤマタクが寝てる横でとかトイレでとか近くのラブホでとか何回かやったが早漏がそんなに簡単に治る訳もなく、前戯は上手いがくそ早漏と言うなんとも情けないレッテルが貼られたわけだ。

 

しかし、明確に比べる相手がいてしかも初体験の相手となればこの前まで童貞だった糞ガキが首ったけになるのにそんなに時間は掛からなかった。

そんなこんなの初体験から1ヶ月も過ぎようとしたそんな時、神のいたずらかいきなり妊娠騒動が降って湧いた。

前々から体調不良で学校を休みがちだったナナミだったけれど、もう2ヶ月来ていないと言う江戸川区の1Kを揺るがすには十分な衝撃をもたらす爆弾発言をぶちかましたのだ。

 

ここで俺とナナミの間ではどっちの子供か?と言うヤマタクには言えない別の悩みも出ていたのだが、ヤマタクがヘタレにヘタレ検査したくないと駄々を捏ねまくった挙句、俺に検査を丸振りしてきやがると言うウルトラCを起こしたお陰で直ぐに解決することになる。

 

ナナミにぞっこんだった俺はとりあえず状況をハッキリさせようと童貞卒業から1ヶ月で初の産婦人科に妊娠検査に行ったわけだ。

結果8週目。お父さんおめでとうございますって言われても俺その頃まだ童貞だし…って凄まじく情けないツッコミを心の中で繰り広げていたけれど、エコー写真持って嬉しさと不安が入り交じったナナミを前にしてはそんな事言えるはずもなく心中に嵐ふきあれる日になった。

 

それからは中々に修羅場で下ろしたいけど悪者になりたくないヤマタクと産みたいナナミとが夜な夜な泣きながら喧嘩をし、リスカをし、それを俺が宥めつつある意味確定してしまった関係性を何とかしようと悪あがきすると言う訳の分からない状況が繰り返された。

 

そんな関係性も突然終わりが来る。

妊娠発覚&父親確定から1週間過ぎたくらいに突然ヤマタクが家出をしたのだ。

そんなヤマタクに意味がわからず泣きじゃくるナナミを宥めていたら突然父親になって欲しいと言われ、俺にとってはナナミを手に入れるには今のその道しか無いと思い込んでしまったと言う流れ。

そうしてナナミを寝かしつけ不安と優越感に浸りながらウトウトし俺は仕事に出掛けた。

今考えると浅はかと言うか馬鹿としか言い様がないのだけれど、その当時の俺は何故かこの展開が絶対の物だと信じ切っていたわけだ。

案の定翌日その思いは裏切られることになる。

 

 

思ったより長くなったから続きます。