とある前科者の日記

とある前科者のえんこう妄想の日記(事実ではない)

自己紹介続き

能天気にナナミと結婚出来ると思い込んでたバカな俺は仕事を終わらせていつも通りに帰宅する訳だが、なぜかナナミが余所行きの準備をしていて一気に冷水を掛けられたかのような嫌な予感に囚われた。

 

そのままナナミは準備を進め、夜の9時位だっただろうかヤマちゃんと出掛けてくると一言残し家を出ていった。

 

急な静かになった部屋で何があったのか全く分からないままひたすらに不安で何度も2人に連絡をしたが電話が繋がる事は無かった。

 

裏切られた(本当は俺が勝手に舞い上がっていただけだが)と理解した俺はどうにもならない感情に振り回され包丁で腕を切った。

自暴自棄と言うよりは不快感を恐怖で上塗りしたかったのだろう。今まで味わったことの無い決定的な敗北?屈辱?なにかそんな感じの言葉に出来ない感情が本当に気持ち悪くて逃げたくて何故か、死んだらきっと二人とも後悔するだろうと言う意味不明の結論に至り思いっきり腕を切っていた。

 

実際はその前からアムカしてたからその延長みたいな物だったのだけれど、どうやらあまり宜しくない所を切ったらしく血が止まらずそれを見て急に冷静になった。

救急車を呼んだら事件になりそうだなぁと言う漠然とした理由で止血してタクシー拾って夜間病院に向かい医者に何してんの(呆れ)と言われながら10針位縫って貰って帰宅するというなんとも情けない初未遂を経験した訳だ。

 

3時くらいに帰宅したらいつの間にか2人とも帰ってきていて、床に飛び散った結構な量の血を見て何となく把握したらしいナナミにいきなりビンタされたのは今でも理不尽だなと思ってる。

 

その夜2人でどんな話し合いがあったのかは分からないけれど、いつの間にか下ろすことになっていてそれ以来俺はその手の話は蚊帳の外にいる様になった。

 

諦めきれない俺は何とか出来ないかとナナミにすがり、2人は生活費の拠り所として俺が必要だった。そして少しだけ半年近い共同生活の情が3人の生活をよく分からないバランスで継続させていたのだと思う。

相変わらず俺はナナミとやりたかったし、愛情との区別が付いて居なかったからやる事でこの状況を何とか出来るのではないかと考えるようになっていたんだろう。今考えると意味が全くわからないが。

 

12月頃にはストレスをアムカで解消する癖と欲求不満と明らかに弱い立ち位置とそれを打破したい思いを持続させた結果、何故かどMになると言う人間の精神性の深さを考えさせられる現象が俺に起きていた。

確かにアムカは性的な快楽の一種があるのと、切ったら心配してくれると言う確信がそう言う現象を引き起こしたのだろう。

 

結局ナナミはその年のクリスマスに下ろし、そのまま3月位までダラダラと共同生活が続いた。

その間に下ろしたトラウマでセックスレスになったナナミと何故か治療セックス?したり、相変わらず生活費はほとんど俺持ちだったり借金がかさんで破産しかけたり色々あったけど最後は呆気なく二人とも出ていって共同生活は終わった。

家具が色々捨てられたり、パクられたり立つ鳥跡を濁しまくって。

 

まぁその後も色々あって俺は覚醒した訳だ。

・一人の女にのめり込むとろくな結果にならない

・若い方が性癖をコントロールしやすい

・アナル好き

 

こうしてロリコンアナルスカトロ好きな上サドマゾで前戯の得意な早漏浮気野郎が出来上がったという訳だ。

 

そうしてそれから10年近く経ち、結婚目前でニコ生主に寝取られたり、消防士に寝取られたりしてえんこうに目覚める時が来ると言う流れ。

 

続く